お花【マッスと直線】

昨日は月に2回通っているお花のお稽古でした。

 

始めてからまだ3年目の初心者ですが、

先月やっと初級から中級になりました(^^)/

 

初級では、花型を勉強していたので、基本的に教科書のお手本どおりにいけました。

が、中級はテーマが決まっているだけでフリースタイル!

「色」「塊」「線」を意識しましょうというのがポイントになっていて、

毎回、配られた花材をみて、花器も好きなものを選び、構成します。

 

 

今回のテーマは、【マッスと直線】

 

マッスとは集合のことのようで。

わさわさと勢いよく塊をつくる!!!

のが大事とのこと。

 

勢い。。。。。

 

 

私にもっとも足りないもの。

 

ダンスは発散できるのだけれど、

お花で勢いを出すのって、私には難しい。

 

 

どうしても形を気にして綺麗に綺麗に作ってしまうんですよね。

先生にいつももっと勢いよく!とご指導いただき早3年。

そろそろ上達したいものです。

 

 

マサキ・シャクヤク・ヒバを使いました。

f:id:yuukaxesid:20180518081852j:image

 

。。。わさわさしていることは分かる。

 

ほとんど見えていないのですが、

アクセントにシャクヤクがいるんです。。。

(絶対見えない)

 

ほとんど見えていないのですが、

この花器、恐竜の卵が割れたような形をしていて素敵なんです。

(活かしきれなかった。。。)

 

 

いけ始める前のデッサンでは、直線は左方向に行く予定でしたが、

気分的に右かな、と思いこうしてみました。

全体の構図とかね、雰囲気とかね、色々考えたんだよ。

 

うん。

 

まずマッスを作ってから、直線をさす、という工程なのですが、

なにせ初めてだからね。

いきなり直線に取り掛かったわけですよ。

マサキの葉を無心にむしり始めたんです。

(植物にはかわいそうだけれど、草月流は活かすための引き算をします)

(この場合は、マサキの枝の線を活かすために葉を取りました)

暫くしてその暴挙に気が付いた先生が一言。

「マッスから構成してね。」と。

 

 

おおおおおおお早く言って~

と内心叫びましたが、気を取り直して再開。

 

 

で、マッスって簡単そうじゃないですか。

わさわさボリュームを出して塊を作ればいいわけだから。

ところが、そうは問屋がおろさない。

簡単そうに見えるのに、思い通りにならない!

剣山が小さいのに花器の口が大きいのでバランスが難しい。

ただもさもさしていれば良いというわけではない。(当たり前)

ああでもないこうでもないと悪戦苦闘し、気が付けば30分くらい経過。

 

なんとか、、、

 

 

形になったきたかなと、

(ここでまた形を気にしているあたり、今思うと進歩がない)

思って先生に視線を送ると。

 

 

「もっと塊にしてね。」と。

 

 

とりあえず残っていたマサキをグサッと入れ

剣山を隠すために足もとにシャクヤクの葉をさし、

もう無理!と思って直線をびよんといれ。

 

 

完成~!!!!

 

 

できたよ。やっと。

結構体力使うんです、いけばな。

 

 

 

 

ちなみに家でさし直すとこんな感じになります。

前回の花材、アリアムがまだ元気だったので一緒に。

一気に洗面所が華やかになりました。

 

f:id:yuukaxesid:20180518103200j:image

 

 

シャクヤクは、自分の蜜で花が開かないことがあるので

一度水にとおしてからいけます。

それって種の保存的にどうなのって感じですが、

面白いですね。

 

アリアムは最初閉じていたものが、

時間が経って今のようにふんわり開いてくれました。

お花の変化も楽しめるので、それはそれで面白いです。

シャクヤクはどんな風に咲くのかしら。

 

これからの季節、暑くなってくるとお花のもちが悪くなってきてしまいます。

気を付けないと~。