お花【マッスと直線】
昨日は月に2回通っているお花のお稽古でした。
始めてからまだ3年目の初心者ですが、
先月やっと初級から中級になりました(^^)/
初級では、花型を勉強していたので、基本的に教科書のお手本どおりにいけました。
が、中級はテーマが決まっているだけでフリースタイル!
「色」「塊」「線」を意識しましょうというのがポイントになっていて、
毎回、配られた花材をみて、花器も好きなものを選び、構成します。
今回のテーマは、【マッスと直線】。
マッスとは集合のことのようで。
わさわさと勢いよく塊をつくる!!!
のが大事とのこと。
勢い。。。。。
私にもっとも足りないもの。
ダンスは発散できるのだけれど、
お花で勢いを出すのって、私には難しい。
どうしても形を気にして綺麗に綺麗に作ってしまうんですよね。
先生にいつももっと勢いよく!とご指導いただき早3年。
そろそろ上達したいものです。
マサキ・シャクヤク・ヒバを使いました。
。。。わさわさしていることは分かる。
ほとんど見えていないのですが、
アクセントにシャクヤクがいるんです。。。
(絶対見えない)
ほとんど見えていないのですが、
この花器、恐竜の卵が割れたような形をしていて素敵なんです。
(活かしきれなかった。。。)
いけ始める前のデッサンでは、直線は左方向に行く予定でしたが、
気分的に右かな、と思いこうしてみました。
全体の構図とかね、雰囲気とかね、色々考えたんだよ。
うん。
まずマッスを作ってから、直線をさす、という工程なのですが、
なにせ初めてだからね。
いきなり直線に取り掛かったわけですよ。
マサキの葉を無心にむしり始めたんです。
(植物にはかわいそうだけれど、草月流は活かすための引き算をします)
(この場合は、マサキの枝の線を活かすために葉を取りました)
暫くしてその暴挙に気が付いた先生が一言。
「マッスから構成してね。」と。
おおおおおおお早く言って~
と内心叫びましたが、気を取り直して再開。
で、マッスって簡単そうじゃないですか。
わさわさボリュームを出して塊を作ればいいわけだから。
ところが、そうは問屋がおろさない。
簡単そうに見えるのに、思い通りにならない!
剣山が小さいのに花器の口が大きいのでバランスが難しい。
ただもさもさしていれば良いというわけではない。(当たり前)
ああでもないこうでもないと悪戦苦闘し、気が付けば30分くらい経過。
なんとか、、、
形になったきたかなと、
(ここでまた形を気にしているあたり、今思うと進歩がない)
思って先生に視線を送ると。
「もっと塊にしてね。」と。
とりあえず残っていたマサキをグサッと入れ
剣山を隠すために足もとにシャクヤクの葉をさし、
もう無理!と思って直線をびよんといれ。
完成~!!!!
できたよ。やっと。
結構体力使うんです、いけばな。
ちなみに家でさし直すとこんな感じになります。
前回の花材、アリアムがまだ元気だったので一緒に。
一気に洗面所が華やかになりました。
シャクヤクは、自分の蜜で花が開かないことがあるので
一度水にとおしてからいけます。
それって種の保存的にどうなのって感じですが、
面白いですね。
アリアムは最初閉じていたものが、
時間が経って今のようにふんわり開いてくれました。
お花の変化も楽しめるので、それはそれで面白いです。
シャクヤクはどんな風に咲くのかしら。
これからの季節、暑くなってくるとお花のもちが悪くなってきてしまいます。
気を付けないと~。